Kagoshimans
for Helping Cambodian Children
ABOUT US
カンボジアの子どもたちを支援する鹿児島人の会(KHCC=Kagoshimans for Helping Cambodian Children)は、鹿児島県肝付町出身の有留修(日本地域再生研究所所長、元時事通信・TBS国際報道記者、元マイクロソフト・プロデューサー、NPO法人きもつき情報化推進センター元事務局長)が設立した任意団体です。
2014年秋、カンボジアを訪れた際に現地のNGO、EDF Cambodia=地域開発教育基金カンボジアを訪れ、その後、現地の農村の学校を視察したことが設立のきっかけとなりました。
カンボジアの農村の子どもたちの置かれた厳しい現実を目の当たりにして、「このまま何もしないわけにはいかない。なんとか力になれないだろうか」と思い、鹿児島で彼らを支援する輪を広げようと立ちあげたものです。
今後は、さまざまな形で鹿児島とカンボジアを結びつけ、現地の子どもたちに希望とチャンスを与えられる活動を展開していければと考えます。
ちなみに、私たちが支援するEDF Cambodiaは2007年に設立されたもので、これまで数多くの農村の子どもたちに奨学金を提供してきているほか、2014年からは遠距離通学用の自転車の貸与を始めました。
同NGOに対しては、奨学金を提供するほか、2015年7月には初の学生寮をコンポンチュナン州のタク・ホート中学校に建設(詳しくはこちらをご覧ください)。2016年11月には2棟目となる女子寮をコンポンスプー州のボーセット高校に寄贈しました。
なお、2016年からは上記NGOに加えてプノンペンを拠点に活動するCambodian Children's Fund (カンボジア子ども基金)の支援もスタートしました。
同NGOは2004年、ハリウッドの元映画会社社長を務めていたオーストラリア人が設立した団体で、子どもたちの支援にとどまらず、子どもたちの親、そして彼らを取り巻く共同体も含めた非常に包括的なアプローチをとっています。
当会では手始めに、この団体の大学生奨学金プログラムを支援することになり、2016年暮れには5名の大学生に奨学金を提供することになりました(その後、彼らの大半は無事卒業しました)。
カンボジアでは数千のNGOが活動しているといわれます。よって今後もそうしたNGOの中からすぐれた活動を展開している団体を選び、さらに支援の輪を広げていければと考えます。