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校舎修復

ある調査によりますと、カンボジアには日本の個人や団体が寄付した学校(校舎)が6000以上あるということですが、それでもなお学校の数は不足しています。

 

また、もう一つの問題として、既存の校舎の老朽化があげられます。古くなった校舎は雨漏りなどの問題に悩まされるほか、安全面での問題もあり、子どもたちが安心して学べる環境とはいえません。

 

そこで、私たちとしては、この老朽化した校舎の問題に目を向け、それを修復するための資金を提供できればと考えます。校舎を新しく建てるよりもコストも安くつきます。その意味で、コストパフォーマンスにすぐれた支援のあり方といえるかもしれません。

 

ここでは、老朽化した学校の一例としてカンポット州にありますローアンチャックシモーン中学校を紹介します。

 

1962年に建てられた学校だということで、ご覧のとおり、かなり老朽化が進んでいます。特に屋根の部分はポルポト時代に外されてしまったということで、雨漏りがして、天井部分にはしみがいたるところにできています。激しい雨が降るときは教室の中が水浸しになるといいます。これではまともな授業ができるはずがありません。

 

早く修復して、子どもたちが安心して勉強に集中できる環境を整えてあげたいものです。

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