カンボジアの子どもたちを支援する鹿児島人の会ではこのたび、コンポンチュナン州のタク・ホート高校に50名分の教科書を寄贈しました。
同校は一昨年夏、当会の支援で学生寮が建てられたところで(関連記事はこちら)、昨年11月高校に昇格しました(中学校と併設)。ところが入学した80名の生徒のうち50名分の教科書が不足。当会と協力関係にある現地NGO、EDFカンボジアから支援の要請があり、それに応えて教科書の購入代金を提供することになりました。
これで新入生全員に教科書が行き渡ったわけですが、同NGOの代表によると、今年度は何とかなったものの来年度以降、生徒数の増加が見込まれており、さらに支援の必要性が出てくるとのことです。
一人分の教科書一式は日本円で1500円程度(現地の管理費等は除く)。それほど高額ではありませんが、数が多いので、それなりの金額になります。
当会としましては現地からの要請に何とか応えたいところですが、そちらに振り向ける資金がありません。この記事をお読みになった方からの温かいご支援を期待します。ご検討のほど、よろしくお願いいたします!
届いた真新しい教科書を前に記念撮影するタク・ホート高校の生徒と関係者