報告が少々遅れてしまいましたが、先月(2月)初めに現地NGO、EDFカンボジアのチェン・チャンディ代表から届いていたうれしい知らせを、みなさんとここで共有したいと思います。
そのうれしい知らせとは、当会の支援によって建設されたカンポンスプー州のボーセット高校の学生寮に待望の調理場が完成したとの知らせです。同代表によると、昨年暮から工事が始まり、2ヶ月ほどで工事が終了したとのことでした。
調理場の建設費はおよそ1千米ドル。そのうちの600ドルを当会が負担しました。その中には昨年9月から10月にかけて当会として初めて取り組んだクラウドファンディングによって集まった寄付金の一部が充てられています。この場を借りて、快く募金に応じてくださった方々に改めてお礼申し上げます。
以下が今回完成した調理場の写真です。ご覧のとおり、実に立派な設備です。そして女子寮だけに、外部からの侵入者が忍び込まないように防御壁もしっかりつくられています。それによって寮生たちの安心感はさらに高まったことでしょう。
さて、この目新しい調理場で寮生たちはいったいどんな料理をつくっているのでしょう。次に現地を視察した際には、せっかくですから彼女らの食事時にお邪魔して、ご相伴にあずかることにしましょうかね!?
それはともかく、このような形で寮生たちの生活環境がさらに改善していくことは、本当によろこばしいことです。今後も引き続き、彼らのニーズに応えられる支援活動を展開していく所存です。
側面(右側がトイレで奥が調理場)
同じく側面(調理場につながるドアがあります)
寮の内部からトイレ(正面)と調理場(左側)につながるドア
広々とした調理場
真新しい流し台
雨水をためる場所
雨水を引き込むためのパイプ
トイレ側から見た調理場
右側がトイレ
背面から見たところ